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赤紙仁王尊

山手線田端駅付近を散策しているとなだらかな坂の入り口に目に付くお堂を発見
赤札仁王尊01
正直、お堂というよりも、建物の前にたつ赤いお札が貼られた石像が目に付きます
赤札仁王尊02
説明書きを読むと「石造金剛力士立像(赤紙仁王)」、北区の有形民俗文化財。地元、知見のある人には有名な場所なのでしょうけど自分は初見
赤札仁王尊03
身体の悪い人が仁王像に魔を祓う赤札をはると治るとい言い伝えがあるとのこと
赤札仁王尊04
令和の時代でも貼る人がたえず御覧の状態、みなさん願いが叶うといいですね
それにしても仁王様とはわからないほど赤い札に覆われている姿はインパクト大





水間鉄道の水間観音駅

大阪府貝塚市を走る水間鉄道の終着駅、水間観音駅
水か鉄道の水間観音駅01
水間観音こと水間寺の参詣者を意識して卒塔婆(そとば)風の駅舎になっています
水鉄道の水間観音駅04 水鉄道の水間観音駅05
その歴史は古く大正15年(1926年)に建築され、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造り
水か鉄道の水間観音駅02
平成の時代に国登録有形文化財駅舎となり、「近畿の駅百選」にも選ばれているそうです
水か鉄道の水間観音駅03
また、駅ホームには丸っこい植物が飾られていました。これらは「苔玉」で「苔玉の駅」としてPR
水鉄道の水間観音駅06 191127_007m.jpg
そんな苔玉に目玉をつけた「モスビー君」というキャラクターもいたりしました(知らない人がみるとなんだろう?と思ったり)こういうので利用客が増えるといいかな

水間鉄道株式会社
http://www.suitetsu.com/

レトロな門司港駅

2019年3月に修繕工事の終わった、駅として日本初国指定重要文化財門司港
レトロな門司港駅01
できれば駅前広場の噴水から撮影すると全体像が見えるのですがこの日は
レトロな門司港駅06 レトロな門司港駅07
夜にはライトアップなどもされるので観光される方は天気の良い日がベストです
レトロな門司港駅02
駅構内は創建当時の建築状態に復元させたうえで現代の技術を取り入れたもの
レトロな門司港駅09 レトロな門司港駅10
一見レトロな雰囲気でありながら、コンビニや土産物屋さらにカフェなどもあったりします
レトロな門司港駅03
とくにカフェとしてスタバ、スターバックスコーヒーが入っていながら大正時代の建物に合わせたような様相にしているのはなかなか(さすがに人が多く撮影はしませんでしたけど
レトロな門司港駅11 レトロな門司港駅08
また駅が開設したころに設置されていた水道(『帰り水』)や公衆電話室、階段なども再現
レトロな門司港駅04
改札を潜り抜けても創建当時の水洗便所(こちらもトイレなので撮影はしてません
レトロな門司港駅12 レトロな門司港駅13
「もじこう」と平仮名でかかれた駅名表示のプレートなども撮影スポット
レトロな門司港駅05
さらに何となく撮影して後から気が付きましたが柱や屋根も木製で、プラットホームには今の駅には当たり前に置いてあるベンチやゴミ箱、自動販売機などがまったくありません。鉄道の駅でありながら観光しがいのある駅舎でした

門司港駅(JR九州)
http://www.jrkyushu.co.jp/railway/station/1191912_1601.html



せたがやボロ市2018

世田谷世田谷で行われる毎年年末、年始に2度行われている「ボロ市」(2018年の年末は12月15、16日)。名前は聞いたことがあったのですが今回初めて足を運んでみました
せたがやボロ市05 せたがやボロ市06
貼り紙などにもありますが「ボロ市」の歴史は古く440年以上続く催事(年の部分だけ張り替え
せたがやボロ市01
てっきり商店街の安売りかと都指定無形民俗文化財、国指定重要文化財だったとは
せたがやボロ市07 せたがやボロ市08
世田谷線の世田谷駅付近に降り立つとすでに初日の昼過ぎでありながら多くの人、通称ボロ市通りにやってくるとさらに人波で前に進むこともままなりません
せたがやボロ市03
道路の両脇に本来の目的である掘り出し物などが売られている出店があるのですが、ゆっくり品定めどころか何を売っているのかすらわからないほどの混雑です
せたがやボロ市04
とちゅうボロ市名物代官餅」という横断幕があったのでそちらの方に向かってみました
せたがやボロ市9 せたがやボロ市10
大きく代官餅とかかれているテントのなかでは餅をつくっていたのですがその周りには長蛇の列
せたがやボロ市02
さすがに行列や作業風景は撮影しませんでしたけどみなさんどれだけ待ったんでしょうかね
せたがやボロ市11 せたがやボロ市12
いちおう今年(2018)を表すものとして時事ネタになりますが「半端ねぇ」とか「平成最後のボロ市」なんてのぼり旗をたてたお店もみかけました。とにかく熱気あふれるイベントでした

世田谷のボロ市
http://www.city.setagaya.lg.jp/setagaya/11000/11004/d00125000.html


防府天満宮の境内

山口県防府市の防府天満宮、本殿参拝後に境内を散策。まず本殿から西側に建つ「春風楼」
防府天満宮の境内1
本殿とならび登録有形文化財である建物。長州藩の第10代藩主、毛利斎煕(なりひろ)が五重塔の
建立を計画したが途中で難航し一時休止、その後楼閣様式として完成させたとのこと
防府天満宮の境内2
この楼閣からの眺望は防府の町を一望できるのですが、この日はあいにくの曇り空
それでもそれなりに良い景色が堪能。また建物内には歴史を感じさせる美術品も展示
防府天満宮の境内05 防府天満宮の境内06
本殿東側の観音寺菩薩が納められた天神本地観音堂。周防三十三観音札所でもあります
防府天満宮の境内3
こちらは本殿に向かう参道脇からもみえる「酒垂神社」(さかたりじんじゃ)
防府天満宮の境内4
もともとは防府天満宮の裏手・天神山に祀られていた鎌倉時代創建の神社を移築したもの
防府天満宮の境内07 防府天満宮の境内08
この記事を書いたとき、防府天満宮の公式サイトの写真には酒樽は掲載されていなかったのですが自分が訪れたときには立派な樽が奉納されていました。なので、てっきり”さかだるじんじゃ”なのかと思っていました

防府天満宮
http://www.hofutenmangu.or.jp/