今年の夏休みの旅行に選んだ熊本県、もちろん天下の名城「
熊本城」を見物するのが
目的のひとつ。その計画は4月の熊本
地震によってかなわぬことになってしまいました

それでも熊本の現状を知ろうと思い旅行は計画通り出発、熊本に宿泊し市内を散策し
最後に訪れたのが
熊本城。実は宿泊したホテルから近い距離だったのですけど遠回り


入口には築城した
加藤清正公の銅像が凛々しく鎮座しています。この奥が城址公園


本来ならば園内に入ればお城が見えますが、フェンスに区切られ立ち入り禁止。「これ
以上は入れないのだな」と理解してせめて別の場所から城が見えないかと思い移動

ちなみに状況をしらない、特に海外からの観光客にも年配のスタッフの方が英語で応対
お堀をあるいていると「熊本城」の文字のある石碑の後ろの石垣が8月の時点でも生々しく崩壊


堀越しに天守閣のようなものが見えたのでとりあえず撮影(じつはこれ天守閣にあらず)


歩いているとスタッフに案内をしてもらっている観光客の方々がおり、その人たちの会話に
よれば「現在天守閣をみることができるのは、近くの飲食店の展望席」からだけとか

小耳にはさんだ情報をたよりに飲食店にいってみると普段は宴会などを行う大広間を
お店のご厚意で無料で開放してくれていました。本来ならばここで熊本の郷土料理に
舌鼓をうちながら熊本城の眺望をみることができるのですが、いまでは物悲しい風景


ちなみにお店の方が奥にいたのですけど、自分一人だけという贅沢でしたけど


ネットやテレビなどでも紹介された清正公時代の
櫓は床部分が遠くからでもわかるほど
崩れ落ちてしまい、周囲には似つかわしくない重々しいアームがとりつけられています


さきほどお堀からみえていたのはこの建物だったようです。つまり外濠からは見えないのか
天守閣に目をうつせば、無残にも瓦は剥がれ落ちてしまい屋根が丸裸な状態


毎日お城を眺めていた熊本市民ではなくても、初めて見たにもかかわらず度重なる
地震に
よって変貌してしまった城の姿にカメラで撮影しながら自然と涙ぐんでしまいました


あまりの震災の被害に愕然としながらも、重機が入り復旧工事が進む姿に復興には
何年かかるかはワカリマセンが絶対また訪れたてちゃんとお城を見たいと思いました

熊本城公式ホームページ
http://wakuwaku-kumamoto.com/castle/城見
櫓http://www.shiromiyagura.com/