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東日本大震災から10年

日時を示すものはありませんが以前も掲載した2011年3月11日のあの日
地震発生後に茨城方面から都内に戻る際に利根川を渡ったときの空の写真
あの日の空01
東日本大震災から10年が経て変わってしまった生活、価値観そして変わらなかったこと。そのすべてを震災の体験、記憶とともに忘れてはいけない日

元町公園の遺跡

横浜元町、オシャレな店の立ち並ぶ商店街から少し離れた場所に元町公園があり散策
元町公園の遺跡01
園内は木々が生い茂り暑さを凌ぐにはちょうどよいと思っていたら目の前に奇妙な建造物
元町公園の遺跡02
こちらは「異人館のまち」として栄えた元町にかつて建っていた洋館の跡、関東大震災の被害をうけ
地下部分のみが残っているものを「山手80番館遺跡」として保存し管理しているそうです
元町公園の遺跡04 元町公園の遺跡05
頑強なレンガ積の建物が崩れ落ち、欠けているさまは地震のすさまじさを感じます
元町公園の遺跡03
およそ100年前の遺構ですがすっかり数千年前の古代遺跡のような光景、人類、地球の歴史から
すればほんの少し昔かもしれませんけど静かに震災の記憶を後世に伝えているのですね

にっこりバリケード

青森県のとある駅の駅前。大きな駅なので地元の方など知っている人は知っていると思いますが
にっこりバリケード01
駅周辺が工事中ということで工事区域内に入らないように道の両端にバリケードが設置
にっこりバリケード04 にっこりバリケード02
そのバリケードたちがなんともにこやかな表情を浮かべているではありませんか
にっこりバリケード03
ニッコリ微笑んだその顔つき、角度によっては北海道の「まりもっこり」にも見えなくないですが
にっこりバリケード05 にっこりバリケード06
よく見てみるとなにやら説明文が。「東北と一緒にがんばろう」って東日本震災の東北
復興支援のためと書かれています。この駅周辺、町は直接的には被害はなかったにせよ
こんなキャラクターなのに、なおさらいとおしく感じてしまいます

石垣のカラスたち

震災被害をうけて立ち入り禁止だった熊本城の周辺を歩いていると石垣の水路にカラス発見
石垣のカラス04
この石垣だけみても熊本城である証拠はありませんけど、ちゃんと熊本城の石垣デス
石垣のカラス02 石垣のカラス03
数羽が集まって水浴び・・でもするのかと思ったのですが、水たまりに足を浸しては
飛んでみたりと、水遊びでもしているようです。そのうち水路の奥が気になっている様子
石垣のカラス01
8月中旬、この日の熊本市内は35度前後だったので人間に堪える暑さだから野鳥の
カラスにしても暑いんでしょう。まして彼らは全身真っ黒だし、そうとう暑いんだろうなぁ

震災被害の熊本城

今年の夏休みの旅行に選んだ熊本県、もちろん天下の名城「熊本城」を見物するのが
目的のひとつ。その計画は4月の熊本地震によってかなわぬことになってしまいました

それでも熊本の現状を知ろうと思い旅行は計画通り出発、熊本に宿泊し市内を散策し
最後に訪れたのが熊本城。実は宿泊したホテルから近い距離だったのですけど遠回り
震災被害の熊本城01
入口には築城した加藤清正公の銅像が凛々しく鎮座しています。この奥が城址公園
震災被害の熊本城09 震災被害の熊本城08
本来ならば園内に入ればお城が見えますが、フェンスに区切られ立ち入り禁止。「これ
以上は入れないのだな」と理解してせめて別の場所から城が見えないかと思い移動
 震災被害の熊本城10 震災被害の熊本城07
ちなみに状況をしらない、特に海外からの観光客にも年配のスタッフの方が英語で応対
お堀をあるいていると「熊本城」の文字のある石碑の後ろの石垣が8月の時点でも生々しく崩壊
震災被害の熊本城02
堀越しに天守閣のようなものが見えたのでとりあえず撮影(じつはこれ天守閣にあらず)
震災被害の熊本城11 震災被害の熊本城12
歩いているとスタッフに案内をしてもらっている観光客の方々がおり、その人たちの会話に
よれば「現在天守閣をみることができるのは、近くの飲食店の展望席」からだけとか

小耳にはさんだ情報をたよりに飲食店にいってみると普段は宴会などを行う大広間を
お店のご厚意で無料で開放してくれていました。本来ならばここで熊本の郷土料理に
舌鼓をうちながら熊本城の眺望をみることができるのですが、いまでは物悲しい風景
震災被害の熊本城03
ちなみにお店の方が奥にいたのですけど、自分一人だけという贅沢でしたけど
震災被害の熊本城14 震災被害の熊本城13
ネットやテレビなどでも紹介された清正公時代のは床部分が遠くからでもわかるほど
崩れ落ちてしまい、周囲には似つかわしくない重々しいアームがとりつけられています
震災被害の熊本城04
さきほどお堀からみえていたのはこの建物だったようです。つまり外濠からは見えないのか
天守閣に目をうつせば、無残にも瓦は剥がれ落ちてしまい屋根が丸裸な状態
震災被害の熊本城05
毎日お城を眺めていた熊本市民ではなくても、初めて見たにもかかわらず度重なる地震
よって変貌してしまった城の姿にカメラで撮影しながら自然と涙ぐんでしまいました
震災被害の熊本城06
あまりの震災の被害に愕然としながらも、重機が入り復旧工事が進む姿に復興には
何年かかるかはワカリマセンが絶対また訪れたてちゃんとお城を見たいと思いました

熊本城公式ホームページ
http://wakuwaku-kumamoto.com/castle/

城見
http://www.shiromiyagura.com/