東京の
北区王子、飛鳥山方面に向かう途中、住宅街近くでみかけた「
七社神社」という石の鳥居


「七社」(ななしゃ)?名前が気になり、鳥居をくぐり住宅の建つ路地を少し進むと再び鳥居と社、
境内はそれほど大きくはありませんが由緒をみると文献は火事で焼失したとはいえ
古くからある神社でもともとは少し南の
古河庭園内に「七つの社」として描かれていたそうで、
明治以降にこのあたりの地区「西ケ原の総鎮守」としてまつられているそうです


名前の「七社」の由来についてもはっきりはしないようですが、
祭神が伊邪那岐命、伊邪那美命、
天児屋根命、伊斯許理度賣命、市寸島比賣命、仲哀天皇、応神天皇の七柱祀られているそうで
そのまま神社の名前になったのではないかな?と説明書きの看板を見て思いました

例大祭や初詣、節分など時候の行事の時には多くの参拝客がいるようですがこの日は静かな境内


フト、木の枝をみると
ダイダイでしょうか?黄色い柑橘類の果実が実っていました

ダイダイの実越しに孔子・孟子の石像が見えます。神社にあるとなんだか不思議です

ちなみに「因幡の白兎」の絵を見かけたのですが、
祭神とは関係なかったみたい?
たまたま見つけて訪れた神社でしたがなかなか興味深い場所でした

七社神社
http://www.nanasha.jp/